ホーム > 転職 > 転職エージェントの面談で何を聞かれる?
更新日:2026年8月23日 | 読了目安:約8分 | カテゴリ:転職
転職エージェントに登録したものの、「面談では何を聞かれるんだろう?」「まだ転職するか決めてないけど大丈夫?」「何も準備せずに行ったらまずい?」と不安に感じていませんか。
転職エージェントとの初回面談は、一般的な企業の採用面接とは目的が異なります。
基本的には、これまでの経験や転職理由、希望条件などを整理し、今後どのように転職活動を進めるかを相談するための場です。
この記事でわかること
- 転職エージェントの面談で聞かれやすいこと
- 初回面談の基本的な流れ
- 面談前に準備しておきたいこと
- 転職理由や希望条件をうまく話すポイント
- まだ転職を決めていない場合の考え方
目次を開く
転職エージェントの面談とは?
転職エージェントとの面談は、企業との採用面接とは異なります。
主な目的は、担当者があなたの経験や希望を把握し、どのような求人や転職活動が合っているかを整理することです。
そのため、「うまく答えられなかったら落とされる」と考えて必要以上に緊張する必要はありません。
むしろ重要なのは、自分の現在の状況や希望をできるだけ正確に伝えることです。
面談方法はサービスによって異なりますが、対面だけでなくオンラインや電話で実施される場合もあります。
初回面談では何を聞かれる?
転職エージェントによって多少異なりますが、初回面談では主に次のような内容を確認されます。
現在の仕事内容
まず聞かれやすいのが、現在または直近の仕事内容です。
どのような会社で働いているか、担当している仕事内容、経験年数、身につけたスキル、実績や成果などを確認されます。
職務経歴書を作成している場合は、手元に用意しておくと説明しやすくなります。
転職を考えた理由
「なぜ転職したいのか」も重要な質問です。
年収を上げたい、今より成長できる環境に行きたい、働き方を変えたい、別の職種に挑戦したいなど、人によって理由は異なります。
ここで大切なのは、格好のいい転職理由を作ることではなく、自分が転職によって何を変えたいのかを整理することです。
希望する職種・業界
「どのような仕事をしたいですか?」と聞かれることがあります。まだ具体的に決まっていなくても問題ありません。
「IT業界に興味はあるけれど、職種までは決めていない」など、現在の状態をそのまま伝えれば、担当者と一緒に選択肢を整理できます。
希望年収
現在の年収とあわせて、希望年収を聞かれることもあります。
希望額だけでなく、「最低でもこのくらいは欲しい」という最低ラインも考えておくと、求人を絞り込みやすくなります。
勤務地・働き方
通勤可能なエリア、転勤の可否、リモートワーク、残業時間、休日、フレックスタイムなどについて確認される場合があります。
すべてを絶対条件にしてしまうと求人の選択肢が狭くなるため、優先順位をつけておくのがおすすめです。
転職希望時期
「いつ頃までに転職したいですか?」という質問もよくあります。
すぐに転職したいのか、半年程度かけて探したいのかによって、今後の進め方が変わるためです。
具体的な時期が決まっていない場合は、「良い求人があれば検討したい」といった伝え方でも構いません。
転職エージェントとの面談の基本的な流れ
- 自己紹介・現在の状況確認
- 職歴・経験・スキルの確認
- 転職理由の確認
- 希望する職種・年収・勤務地などの確認
- 今後のキャリアについて相談
- 求人の紹介・転職活動の進め方を確認
初回面談ですべてを決める必要はありません。
担当者と話しているうちに、「自分は仕事内容より年収を重視しているかもしれない」「この職種も選択肢に入るのか」など、自分では気づかなかった条件が整理されることもあります。
面談前に準備しておきたいこと
- これまでの職歴:会社名、仕事内容、経験年数、実績など
- 転職を考えている理由:今の仕事で変えたい部分
- 希望条件:職種・年収・勤務地・休日・働き方など
- 転職希望時期:「3か月以内」「半年以内」「まだ未定」程度でもOK
履歴書や職務経歴書が完成している場合は、面談前に提出しておくと担当者も状況を把握しやすくなります。
転職理由はどこまで正直に話す?
転職エージェントには、基本的には本音を伝えたほうが求人を選びやすくなります。
「給料が低い」「残業が多い」「人間関係が合わない」といった理由でも、それ自体が珍しいわけではありません。
ただし、「会社が嫌だから、とにかく辞めたい」だけでは次の会社を選ぶ基準が分かりません。
「現在の不満 → 次の職場で実現したいこと」まで整理してみましょう。
たとえば「残業が多いので、次は働く時間を改善したい」と伝えると、希望条件が具体的になります。
希望条件をうまく伝えるポイント
希望条件は、「絶対に譲れない条件」と「できれば実現したい条件」の2つに分けるのがおすすめです。
| 優先度 | 例 |
|---|---|
| 絶対条件 | 年収400万円以上・東京勤務・土日休み |
| 希望条件 | リモート勤務・残業月20時間以内・フレックスタイム |
すべてを絶対条件にすると紹介できる求人が少なくなる可能性があります。逆に何も伝えなければ、自分の希望とズレた求人を紹介されやすくなります。
面談でこちらから聞いておきたいこと
面談は、エージェントから質問されるだけの時間ではありません。自分から質問することも大切です。
- 自分の経験ならどんな求人を狙えるか
- 現在の年収は市場相場と比べてどうか
- 希望職種への転職は現実的か
- 足りない経験やスキルは何か
- 転職活動にどのくらい時間がかかりそうか
特に、「今の自分の経歴なら、どのくらいの年収・企業を狙えますか?」と聞くと、自分の市場価値を考える材料になります。
まだ転職するか決めていなくても面談できる?
サービスによりますが、転職時期を完全に決めていない段階でも相談できる転職エージェントはあります。
むしろ「今転職するべきなのか分からない」という状態だからこそ、求人や市場状況を確認して判断材料を増やすという使い方もあります。
ただし、転職意思や利用条件については各サービスで異なるため、申し込み前に確認しておきましょう。
面談当日に気をつけたいこと
転職エージェントとの面談だからといって、必要以上に構える必要はありません。一方で、担当者とのやり取りは今後の求人紹介にも関係します。
時間を守る、連絡なしでキャンセルしない、経歴について虚偽の説明をしない、といった基本的なマナーは守りましょう。
また、分からないことを無理に答える必要もありません。「まだそこまでは決めていません」と正直に伝えたほうが、現在の状況を正確に把握してもらえます。
まとめ|事前に「職歴・転職理由・希望条件」を整理しておこう
転職エージェントとの初回面談では、これまでの職歴・仕事内容、転職を考えた理由、希望する職種・業界、希望年収、勤務地や働き方、転職希望時期などについて聞かれます。
すべての質問に完璧な答えを用意する必要はありません。
面談前に「これまで何をしてきたか」「なぜ転職したいのか」「次の会社に何を求めるのか」の3点だけでも整理しておけば、話しやすくなります。
転職エージェントはそれぞれ対象となる職種・年代・サポート内容などが異なります。
利用する場合は、自分の希望や経歴に合ったサービスかを確認したうえで相談してみましょう。
